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レコードチャイナ 配信日時:2012年1月30日 18時9分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58316
身分証がないと包丁が買えない!
包丁購入実名制を導入―北京市
2012年1月28日、中国経済網は、北京市の大手スーパー、大手家具店で「包丁購入実名制」が導入されたと報じた。
26日、北京市朝陽区の無印良品を訪れた張さん、包丁を買おうとしたところで店員に身分証を提示するよう求められたという。
連絡を受けた記者が取材してみると、確かに包丁の購入には身分証提示が必要だという警察からの通知がはりだされていた。
精神障害者及び未成年への販売を事前に阻止するためと説明されており、購入時には用途を説明することも求められている。
他の大手スーパーや家具店にもすでに同様の通知が張り出されている店舗があった。
ウォルマート、カルフールの店員は実名制導入はある程度前からのことと話し、売り上げには影響がないとコメントしている。
なお金物店など小型店舗には実名制の通達はないという。
五輪開催時の北京、万博開催時の上海でも包丁購入実名制が導入されていたが、今回の北京市のように恒常的な規制は初と見られる。
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レコードチャイナ 配信日時:2012年1月31日 14時53分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58372&type=0
<レコチャ広場>中国よ、なぜ包丁を恐れるのか
29日、中国のブロガー・鄭和朋氏は、
「中国よ、なぜ包丁を恐れるのか」
と題する記事を中国のブログサイトに掲載した。
● 写真は中国の鍛冶屋。
2012年1月29日、中国のブロガー・鄭和朋(ジョン・ホーポン)氏は、
「中国よ、なぜ包丁を恐れるのか」
と題する記事を中国のブログサイト・博客日報に掲載した。
以下はその概要。
北京に住む女性が引っ越しの際、新しい包丁を買いに行ったところ、身分証の提示を求められたという。
女性はあいにく持っておらず買えなかった。
包丁購入にも実名制が導入されたわけだ。
われわれはだれでも、包丁2本だけを持って革命運動に参加した賀龍(ホー・ロン)にまつわる逸話を知っている。
こんな冗談を言う人もいる。
「もしあのころ包丁販売に実名制があったら、革命は起きなかっただろうね」。
うまいことを言うものだと思ったが、賀龍が今生きていたら、包丁を買うのに身分証がいると聞いてなんと言うだろう?
為政者に言わせれば、実名制は社会の安定を図る一つの手段なのだろう。
しかし同時に自信のなさも示すものだ。
歴史ある文明国として、包丁1本を恐れるなんて悲しいこと。
民心を変えるには統治方法を変えるべきで、包丁購入の実名制など何も変えられない。
中国よ、なぜ包丁1本を恐れるのか。
まさか社会の不安定要素が拡大している原因を、包丁購入に実名制がないからだと思っているのではあるまい。
国民はみな文明的で自由な生活を望んでいる。
包丁はただの生活用品だ。
買うのに名前を名乗る必要があるなんて、余計なお世話。
実名制導入はいずれ笑い話になるだろう。(
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