2012年2月20日月曜日

2011年度:日中貿易総額は史上最高

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レコードチャイナ 配信日時:2012年2月20日 5時42分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58883&type=0

11年の日中貿易総額は史上最高、ジェトロ調査

 2012年2月16日、中国商務部によると、日本貿易振興機構(ジェトロ)は11年の日中両国の貿易に関する調査レポートを発表。
 11年の日中貿易総額は前年比14.3%増の3449億ドルに達した。
 うち日本側の輸入額は1,834億ドル(20%増)
      対中輸出額は1,614億ドル(8.3%増)となり、
総額・輸入・輸出いずれも史上最高を記録した。
 人民網日本語版が伝えた。

 中国からの輸入は、スマートフォンに代表される通信機器が大幅に伸びた。
 また福島第1原発事故の影響から、日本では節電需要が拡大し、中国からの扇風機、電池などの輸入も拡大した。

 対中輸出は東日本大震災発生前、金属加工用など工作機械の輸出が旺盛だったが、中国経済の減速傾向を受け、下半期以降、成長幅は明らかに縮小した。
 また昨年10月以降、日本の対中輸出は3カ月連続でマイナスとなった。
 単月のマイナスは3年ぶり。

 このほか、昨年の対中貿易が日本の貿易総額に占める割合は20.6%となり、前年比0.1ポイント低下し、21年ぶりに縮小した。
 東日本大震災により他国からの液化天然ガス(LNG)輸入が大幅に増えたことが要因。
 しかし中国は依然、日本の第一の貿易相手国として、最大の輸出市場・輸入国を維持している。




レコードチャイナ 配信日時:2012年2月19日 17時51分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=58882



世界シェア23.2%でサービス外注の主要国に、
主に日本や欧米から―中国

 2012年2月16日、中国商務部は
 「2011年、中国のサービス外注が高度成長を実現した。
 中国企業が請け負うサービス外注契約執行金額は、前年比63.6%増の323億9000万ドル(約2兆5700億円)に達した」
とする情報を公表した。
 中国のサービス外注産業は世界市場でシェアを拡大しており、2011年の世界シェアは前年比6.3ポイント増の23.2%に達した。
 人民網日本語版が伝えた。

 中国は主に、欧米や日本からサービスの外注を請け負っている。
 中国が2011年、米国、EU、日本、香港などの国と地域から請け負った外注契約執行金額は164億3000万ドル(約1兆3000億円)に達し、中国のオフショア外注契約執行金額全体の68.9%を占めた。
 中国では主に中型企業が外国からのサービス外注を請け負っている。
 これらの企業は中国全土の企業の2.9%を占め、外国から請け負う外注契約執行金額が中国全土の51.2%を占めた。




朝鮮日報 記事入力 : 2012/02/21 09:44
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/02/21/2012022100782.html



日本経済はどこに向かうのか
経常収支も赤字転落の危機


 貿易大国・日本の貿易収支が昨年、31年ぶりに赤字となったのに続き、今年1月には月次ベースで過去最大の貿易赤字を記録した。
 日本政府は、1月の貿易収支が1兆4750億円の赤字だった、と4日に発表した。
 4カ月連続の赤字となる。
 1月の貿易赤字は昨年の貿易黒字(2兆4927億円)の半分を超える。

 1月の貿易赤字が大幅に増加したのは、
▲円高で輸出競争力が低下したこと
▲年末の駆け込み輸出の影響で、1月に輸出が減少したこと
▲中国などアジア各国の旧正月連休による輸出減少
▲タイ大洪水の影響
▲原油価格上昇
―などが複合的に作用したことが原因とみられる。
 特に対中輸出は前年同月比で20%減少し、対中貿易収支は過去最大の赤字(5879億円)を記録した。
 一方、原子力発電所の運転中断に伴い、発電用代替燃料の天然ガスの輸入が74.3%も増えた。

 貿易収支の赤字幅が拡大したことで、4-5年後には経常収支も赤字に転落するのではないかとの悲観論が広がっている。
 先進国で負債比率が最も高いにもかかわらず、日本の国債は現在、金利が年1%台で推移し、安全資産として位置づけられている。
 日本の国債に対する需要は、海外から流入する資金に支えられてきた。
 しかし、貿易赤字が増え、経常収支まで赤字転落の危機に直面すれば、日本の国債に対する需要が低下し、国債価格の暴落と金利上昇につながるのではないかとの見方も出ている。

 三菱東京UFJ銀行は、2016年前後に日本の経常収支が赤字に転落し、日本の10年物国債は金利が3.5%まで上昇するとみている。
 国債金利が上昇すれば、巨額の政府債務を抱える日本は、欧州のような財政危機に陥る可能性がある。






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