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レコードチャイナ 配信日時:2012年2月18日 6時23分
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やっぱり中国人は「管理」されるべき!?
中国の「管」文化は奥が深い
2012年2月12日、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)はコロンビア大学ビジネス・スクールのエリック・エイブラハムソン教授の寄稿
「この字にはどんな深い意味がある?」
を掲載した。
16日付で環球時報が伝えた。以下はその内容。
筆者が昨年、官僚の腐敗に関する小説を翻訳している時、ある漢字がキーワードになっていることに気が付いた。
「管」という字だ。
「管」はもともと「パイプ」「吹奏楽器」を指していたが、その後だんだんと「管理する」「取り締まる」という動詞に変わっていった。
もしも、中国社会を漢字1文字で表すとしたら、「管」以外は考えられない。
中国では権力が行使される場面で必ず、「管」という字が使われる。
「管理」「管轄」「管制」「責任者」など。
何か問題を解決する時、最初に聞かれるのが
「誰を責任者にする?」
である。
中国は集権主義だと誤解している人が多いようだが、
中国官僚の振る舞いもやはり「管」につきる。
家長風を吹かせ、何でも自分でやりたがるのだ。
日常生活でも「管」の前に禁止や否定を表す言葉を置き、
「余計な世話を焼くな」
「もう関わらない」
などのように使われる。
ジャッキー・チェンが2009年に
「中国人はやはり管理される必要がある」
と発言した。
「管(=管理)」を使い、「控(=制御)」ではなかったことを考えれば、これは警察国家体質を強めるべきだと言ったのではなく、
「中国人には何をすべきかをいちいち教える必要がある」
と言いたかったのだろう。
中国人はどんな行動をとれば、自らにプラスになるかを分かっていない。
だから、それを分からせることは必要だ。
また、「管」という言葉や単語に無秩序社会に対する漠然とした焦りが感じられる。
「誰も管理する人がいない」という言葉にはそれではダメだ、ひいては恐ろしいという意味
さえ含まれている。
実際、中国社会は「管理されるべき」だと思っているのはジャッキー1人ではないはず。
中国のすべてが「管理されるべき」だと思っている人もいることは確かだ。
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