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朝鮮日報 記事入力 : 2012/02/01 09:10
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/02/01/2012020100662.html
富士山周辺で相次ぎ地震、噴火説も
気象庁は噴火の可能性を否定
富士山の周辺で地震が相次いでいることから、富士山が噴火するのではないかとの説が流れ、日本人たちが不安を感じている。
先月28日午前、富士山から30キロ離れた山梨県東部地域でマグニチュード5.5の地震が発生した後、31日まで10回以上にわたって余震が起こった。
日本では昨年3月11日に東日本巨大地震が発生した後、ほとんど毎日余震が続いたが、富士山周辺地域の地震に対し
日本人が敏感に反応するのは、富士山が噴火する可能性があるからだ。
富士山は1707年に噴火したことがある。東日本巨大地震の後、富士山周辺では突然地面から湯が噴き出すなどの異常な現象がたびたび目撃されており、さらに地震まで発生したため、不安感が高まっているのだ。
専門家たちは
「頻発する地震が、富士山の地下のマグマを刺激し、噴火につながる可能性を排除することはできない」
との見解を示している。
富士山が噴火した場合、東京にも火山灰が2センチ程度積もるなど、首都圏の都市機能がまひする恐れがある。
東京大地震研究所は最近
「首都圏でマグニチュード7.0以上の直下型地震が4年以内に起こる確率は70%」
と発表した。
日本の建物は、地盤が左右に動く地震に備えた耐震設計がなされているが、
上下に動く直下型地震に備えた構造になっている建物はそう多くない。
だが、気象庁は31日、富士山周辺で発生した地震について
「富士山の火山活動とは関係なく、伊豆半島の地殻変動によって発生したものだ」
と発表するなど「火消し」に乗り出した。
同庁は富士山にさまざまな観測機器を設置しており、
噴火の兆候が表れた場合、周辺住民を直ちに避難させるといった対応策をすでに準備している。
富士山が噴火するという説は毎年のように出ている。
東日本巨大地震の直後にも富士山噴火のうわさが流れ、また日本のある週刊誌は最近、富士山が大噴火し、山自体が崩壊する恐れがある、と報じた。
このほか、2000年にも富士山周辺でマグマの活動と関係する低周波地震の回数が、それまでの年平均14回から148回に急増し、大噴火が迫っているとのうわさが流れた。
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