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● 夏目雅子が三蔵法師だった
西遊記にでてくる沙悟浄はカッパではないそうです。
しらなかった。
では、なんだったのだろう?
孫悟空はサル、猪八戒はブタ、沙悟浄はカッパだとずっと思ってきたのだが。
『
サーチナニュース 2012/02/24(金) 10:12
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0224&f=column_0224_007.shtml
なぜ河童なのだ?
日本の「沙悟浄」に驚く中国人たち
日本では中国の古典を元ネタにした作品は少なくありませんが、そういった作品に加えられる日本独自のアレンジの中には中国の感覚では理解できないようなものもあるようです。
そういったものの一つに「西遊記」で「沙悟浄がカッパになっていたりする」ということがあります。
沙悟浄は中国では「沙僧」や「沙和尚」と呼ばれることが多いようですが、
間違ってもカッパではありません。
中国のネットではこの改変が話題になっていました。
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最近気づいたんだが、日本の沙和尚が謎すぎる。
何あの怪物?
孫悟空や猪八戒、唐僧はこっちのイメージとそれほど変わらないが、沙和尚だけかなりヘンなキャラに改変されているんだが。
言われてみて私もちょっと調べてみたが、確かに日本の沙和尚はヘンなことになっているっぽいな。
孫悟空の猿、猪八戒の豚はいい、だがなんで沙和尚がわけの分からん怪物なんだろ?
確かに。肌が緑くらいならともかく、クチバシがついていたり頭が禿頭ではないヘンな形状になってたりするよね。
あれは確か日本の妖怪の河童じゃなかったかな?
俺もなぜかは知らないが、沙僧は日本では河童になっちゃっているらしい。
なにぃ!?
アレって河童だったのか!?
なんで河童が中国からインドまで旅するんだよ!?
河童は日本原産の妖怪だよな……どこでどうなれば沙和尚が河童という認識になってしまうんだ?
川の妖怪っていうと、日本では河童という認識になっちゃうんじゃないかね。
河童は日本で非常に有名な存在らしいし。
確か河童ってウチの国の神仙の水伯だか河伯が元になっているという話だ。
日本では沙和尚が河伯のイメージだと理解され、それから河童になったとかいう流れなのかね。
沙和尚が日本の妖怪の河童か……日本の中国古典改変ってさすがにどうかと思うような改変多いよなー
そうだな、この西遊記もヒドイと思う。
唐僧は男の娘にされるし、沙僧は河童なんかにされる。
あの国はネタを重視して原作を尊重しない所があるんで、時々ムカッとするわ。
「沙僧はカッパ」ってのは日本の一般常識になっちゃっているんじゃないか?
日本の作品では猿っぽいキャラと豚っぽいキャラがいた場合「ここに河童が加われば西遊記だな」みたいな会話が結構出て来るように思う。
そうそう。
日本では「沙悟浄=河童」という認識はかなり強いみたいだよ。
三蔵を女性にするというのは「パロディ」や「演出上の手段」で、一応原作では男性だと認識されている。
しかし、沙和尚はごく普通に「河童」として認識されてしまっているらしい。
どうしてこうなった。
そういや以前話した日本人留学生が
「沙悟浄は頭の皿が乾くと動けなくなるという弱点がある」
と言っていて、私は何の話だか理解できなかったんだが、あれは河童と誤認していたからだったのかもしれない。
日本ではマジで西遊記に河童が出るという認識が主流なのかもな……
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日本のカッパを知っているような中国人でも
「沙悟浄がどうしてカッパになってしまうのか」
と困惑しているようです。
しかし、「沙悟浄=カッパ」の認識についてはいつから始まったのでしょうね。私も物心ついた頃には既に「カッパの沙悟浄」というイメージになっていたように思いますし。
』
ということは三蔵法師はサルとブタと人間をお供にして天竺へ旅したことになるが。
桃太郎はイヌとサルとキジだが。
なんで、西遊記では人間が紛れ込んでくるのだろう。
『
サーチナニュース 2012/02/10(金) 09:38
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0210&f=column_0210_008.shtml
中国オタクが良いと感じる日本語の漢字四文字の言葉
故事成語など、中国語では四文字の言葉がかなりありますし、日常的にも良く使われます。
そういったことから日本語に出て来る漢字四文字の組み合わせについても、中国語的な感覚で印象に残る言葉に出会ったりするそうです。
中国のネットではそういった
「中国オタク的になんか良いと感じた日本語の漢字四文字の言葉」
についてのやりとりが行われていました。
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アニメや漫画、ゲームの日本語で漢字四文字の言葉とか出て来るけど、妙に印象に残る言葉ってない?
私は「四六時中」という言葉なんかが印象深いんだが。
ああ、確かにそういうのあるね。
故事成語っぽいけどそうじゃないのとか、日本語のみで意味が通じるのとか。
パッと思いついたのは「運否天賦」かな。
「一期一会」とか良いね。
日本の茶道の言葉らしいが印象に残ったんで意味を調べてみたら非常に気に入った。
キャラクターの形容としてよく出て来る「文武両道」って言い方を不思議に感じたのを覚えている。
「絶体絶命」が好きだ。
どこにも逃げ場のない危機という感じがして良い。
自分にとっては「無想転生」だな。
意味がどうとか深く考えなくていい。
カッコイイんだからそれでいいじゃないか。
「真剣勝負」かなぁ。
いろいろと日本っぽい言葉だと思う。
私が好きなのは「盛者必衰」って言葉。
「天元突破」は一目でスゴそうだと感じられるのが好み。
あと「一撃必殺」や「鎧袖一触」も好き。
私にとっては「天地無用」だね。
最初はアニメタイトルだと思っていたが、それが実は日本の運送業界用語から来ていたとは……
印象に残るか……「笑止千万」ってのを思いついたわ。
中国語も日本語も基本的に漢字の意味は同じだけど、中には違うのもあるからヘンな言葉に感じるのもあるよね。
「喧嘩上等」というのを武闘系のキャラが言うとなんか笑ってしまいそうになる。
(訳注:中国語の「喧嘩」は大声で騒ぐ、騒がしいといった意味になります)
個人的にはわりと頻繁に出て来る「無茶苦茶」や「無理矢理」って言い方が面白いと感じている。
「猪突猛進」は最初見たときどういう意味なのか悩んでしまった。
中国語の「猪」と日本語の「猪」は意味的に似ているように見えてかなり違うと思う。
更に日本語は「猪」に強いイメージがついているし。
(訳注:中国語の「猪」は豚の意味になります)
「見敵必殺」とそれを更に「Search&Destroy」と英語にする組み合わせが大好きです。
「表裏比興」というのがカッコイイ。
真田家は真田昌幸が一番スゴイと思う。
「百鬼夜行」ってのは非常に上手い言い方だと思う。
化け物達とその周辺の空気が想像できるようだ。
「夜露死苦」だな。
この字の組み合わせが挨拶になるというのが衝撃的だったわ。
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日本語と中国語では漢字に共通した所があるとは言っても全てが同じというわけではありませんし、そういった言葉に関しては、なまじ個別の漢字の意味がわかるだけに日本語独自の言葉に面食らったりもするようですね。
』
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