_
● 立ち入り禁止の歴史的建造物である仏塔に登り、愛を語る若い男女。
『
サーチナニュース 2012/02/20(月) 19:42
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0220&f=national_0220_303.shtml
「中国人の民度は低すぎる。観光客のマナーもなっていない」――。
中国人自身が自国民の行状に対して繰り返す批判だ。
香港やマカオ(澳門)、台湾を含めて海外旅行をする人が増えていることから、「なおさら、改善が必要だ」との主張が多い。
中国新聞社は、
「レンズがとらえた内地の観光客、こういうの堪えられる?」
とする投稿写真集を掲載した。
前後して
「中国人って、この程度の民度!?」
との投稿写真集も掲載された。
中国新聞社は、行楽客のマナー問題を取り上げることが比較的多い。
「レンズがとらえた内地の観光客」
はまず、香港における大陸からの観光客の“仰天行状”を紹介した。
香港海洋公園の職員によると、
「大陸からの観光客はいつも“悶着”を起こす」
という。
何らかの違反行為を注意すると、職員側に「食ってかかる」からだ。
中国人観光客の場合、周囲の注意や忠告を受け入れず、争いになる場合が多いという。
投稿は、
「小学生ぐらいの女の子がベンチで菓子を食べ、ごみや食べかすを散らかした。
注意したが、父親が『あとは清掃員の責任だ』と受け付けなかった」、
「ファッショナブルな衣服を身につけた若い女性が長い行列を無視して入場しようとした。
係員が注意したところ、言い争いになった」
などの事例を紹介した。
その他、
「トイレの洗面台で小学生ぐらいの男の子を抱えて足を洗わせる父親」、
「禁煙場所で地面に座ってたばこを吸う男性」、
「ディズニーランド内の商店の入り口付近で、幼い女の子の小便をさせる母親」
などの写真45枚が並んだ。
「中国人って、この程度の民度!?」
も同様の写真を多く紹介した。
同投稿は、立小便をする男性や電車の床に大便をする少年、少女の銅像の胸に吸い付いて記念写真を撮らせる女性などの写真を紹介した。
◆解説◆
日本でも「旅の恥はかきすて」とばかり、訪問先で目に余る行為をする人はいる。
しかし、日本人の場合、大多数の国民が一定レベルの「マナー」や「公共的な道徳」を身につけている。
また、「自分だけが特異な行動をとる」ことを避けたい心情もかなり強く、他人に忠告されれば素直に受け入れることが比較的多い。
中国人の場合には、日本人と違い
「各人のレベルの差が極めて大きい」
という特徴がある。
また、見ず知らずの人に忠告されると精神的に“戦闘モード”になってしまう人が多い。
そのため、自国民の行状については
「心を痛める人」
が多いのと同時に、
「改めない人も後を絶たない」
状態が続いている。
』
_